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AfD(ドイツのための選択)の候補者が選挙戦を制し、党初の地区長に

AfD(ドイツのための選択)が地区長戦にて初の勝利を収めた。:党の候補者ロバート・ゼッセルマンはチューリンゲン州ゾンネベアク地区にて日曜日に開催された選挙決戦にてCDU所属の現職ユアゲン・カーパーを破った。

早い段階からゼッセルマンの優勢が明らかであった。最初の開票時点ですでに46.7%とほとんどの得票を得ていた。

病気により退任した前任のハンス・ペーター・シュミッツの後任として出馬したゼッセルマンは、50歳で法律家でありAfDの現職州議員である。

AfDの候補者ゼッセルマンが52%以上の票を得て勝利

南チューリンゲン州に位置する地区で日曜日に開催されたこの選挙でゼッセルマンは52.8%の票を獲得したが、これは必要過半数を大幅に超えることとなった。なお左翼党、SPD緑の党そしてFDPからも支援を受けていたCDUの候補者カーパーは47.2%であった。

今選挙の勝因は?

AfDおよびゼッセルマンの今回の勝因については、連立政権が掲げる暖房機法、インフラの高騰、増加する移民等の情勢がこれを後押ししたことは間違いない。こうした中で地方においても保守思想が行き渡り、現政府への不満が募っている中で今回の勝利は必然であったのだろう。

 

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