1ヶ月に及び、ドイツ軍ブリガーデ部隊の半永久的なリトアニアへの配置について議論されていた。ヴィルニスへの訪問に際し防衛大臣ピストリウスは驚くべき決断を発表する。
NATO東部戦線の強化のためドイツ軍は4,000人の兵士を半永久的にリトアニアへ派遣する。「ドイツ軍はリトアニアの対東部防波堤を半永久的に強化するための準備ができています。」、と防衛大臣はリトアニアの首都ヴィルニスにて宣言した。なお兵士を移送するためのインフラおよび訓練施設の確保が前提条件となる。
2022年のロシアのウクライナ侵攻時点でドイツ政府はリトアニア防衛のためブリガード部隊を派遣することを宣言していた。リトアニア政府もこれを強く要望してきた。
4,000人の配置が計画されているが:現時点での配置はわずか20人?
現時点でリトアニアに配置されているブリガーデ部隊の兵士はわずか20人となっている。第 41 装甲擲弾兵旅団「フォアポンメルン」の大部分は、ドイツ国内のさまざまな場所に配備されている。なおこれら部隊は10日以内でのバルト海沿岸への移送が可能となっている。
移送はすでに小分けして3度に渡り実行されており、ここ数日間で7月7日を目処に兵士1,000人、そして300両の戦車とその他車両が移送されている。