CSU党首マークス・ジューダーはかかる国家予算危機と連立政権運営に関する論争を念頭に来年6月9日に行われる欧州議会選挙と並行しての早期の総選挙を議題に挙げた。
「連立政権が見ているのは国会内であり、国民の方を向いていません。」、とバイエルン州知事は月曜日ベルリンでの記者会見で述べた。また彼は首相オラフ・ショルツにはもはや国内の問題を解決する能力はないと判断する。「我々は今政治の転換点に立っています。」。
最終的には総選挙によりSPDとの新たな巨大連立政権が誕生するという可能性を示唆した。緑の党との連合についてはこれを否定した。「黒緑連合は通常時であれば魅力的でしょう。しかし緊急時の今では機能しません。」。またFDPとの共同についてもこれを否定した。
2024年に向けた早期の総選挙を要求するマークス・ジューダー
ジューダーは国債発行の上限設定の撤廃及び改革を明確に否定した。野党は常にドイツを救済する準備ができているとした。「ですが国債発行上限の撤廃または緩和は救済にはなり得ません。これに関しては我々CDUとCSUの首脳では見解が一致しています。」。
ジューダーは首相ショルツに火曜日の政府公式説明の中で方向性を明確に示すことを要求した。